黒松内ブナの森ワンデ

11月8日


CLじゅんじ(3)こういうおだやかなワンデが好きです。
SLカミディー(3)肩は大丈夫でしたか?お大事に。
Mもっちー(1)木やキノコの解説ありがとうございました。
Mホトケ(1)いつか廃道ワンデを企画してください。





同じ日に多くの人は定山渓へ行っていましたが、一部の人で黒松内へ行ってきました。

黒松内は、ブナ林の北限といわれる小さな町です。



札幌から列車で3時間。

「ねっぷ」という駅に降り立ちました。
ここからハイキングが始まります。


まずは近くの道の駅へ。


ここでは有名な焼きたてピザとパンをいただきました。


「フットパス」と呼ばれる散策路を歩きます。

熱郛駅から黒松内駅まで10kmほどをのんびり歩きます。


途中にあった橋。

なぜかこの橋は踏み板が外されていました。


これは怖い・・・


11月にしてはあたたかな日差しの中、牧草地の中の道を進みます。


足元のキノコや、葉が落ちた枝にとまる鳥を見ながら歩きます。


静かな田舎道

シジュウカラの声が聞こえてきます。


フットパスは廃道を再整備したものだそうで、
ところどころに道路標識が打ち捨てられていました。


廃道好きのホトケ。

人々から忘れ去られた廃道が持つ独特の雰囲気は
なにか惹かれるものがありますよね。


貝の化石が出てくる崖。

砂の地層で、かつて海底だったことがわかります。


地層には貝殻がいくつも見えていました。

この貝殻は何年前のものなのでしょうか。


木々を観察しながら、山へ入っていきます。


もう終わりかけていましたが、カラマツの紅葉がきれいでした。


ブナやトドマツ、ケヤマハンノキなどが生えています。


木に似せた?電波塔。

となりには普通の電波塔があり、意図は不明です。


眺めのいい道です。


木のトンネルを歩いて、黒松内の街へ向かいます。


ヒバの木はどこに生えているのでしょうか・・・



代わりなのか、近くにアカマツが植えられていました。

そういえばアカマツは札幌では見かけません。


心豊かになった気がする静かな森歩きでした。


最後に黒松内温泉に寄りました。


駅のホームには「北限のブナの木」なるものが置かれていました。

この木より北にブナの木はないということでしょうか?
さっきの森のブナの木はなんだったのでしょう…


人けのない黄昏の街に、どこか悲しげな「夕焼け小焼け」のチャイムが響きます。

もう札幌に帰りましょうか。

おつかれさまでした。






小春日和のブナの森には、やわらかな光がさしていました。

報告者 : じゅんじ

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